<各曲作家コメント紹介!>
豪華作家陣の皆様に貴重なコメントを頂戴しました!
<CD収録曲>
1. 私立恵比寿中学の日常(Prologue):二乗の事情
<脚本:しりあがり寿>
「エビ中さんには一度お会いしたことがありましてのぉ、わしらがやっとるOBANDOSというバンドが恵比寿のなんとか言うそれはそれは賑やかなイベントでのぉ、エビ中さんの前に演奏させていただいたんじゃ。そしたらもうステージ前はエビ中さんのファンの方でいっぱいでな。「ヤベェ!マジアウェイ!」と腰が抜けそうになったんじゃがファンの皆さんはとても暖かくわしらを迎えてくれたんじゃよ。それはそれは楽しいひとときじゃったのぅ。演奏のあとにはステージ裏でエビ中の子らと記念写真を撮ったよ。明るくハキハキしていい子らだったなぁ。こんな孫が欲しいもんじゃと仲間と語りあったもんだで。しかしなんでかのぅ、なんでエビ中さんのことを語る時にはおじいさん言葉になるのかのぅ…なんでかのぅ…なんでかのぅ…はっ、ここはどこじゃ⁉」
<しりあがり寿>
2. 金八DANCE MUSIC
<作詞・作曲:前山田健一 編曲:さつき が てんこもり>
今回、King of 学芸会の原点回帰ということで、金八DANCE MUSICの制作を依頼いただきました。ティッシュやゴーストのようなテンション感を2015年バージョンにしたく、スタッフの皆さんと会議をしました。「金八」という名前だけが決まっていたのでどういったアプローチにしようか悩みましたが、「金八」→「金曜八時」→「Mステ」という思考回路に至り、史上初、Mステに出たい歌になりました。「ヒャダインの悪いところ」が満載の楽曲です笑。アレンジのさつき が てんこもりさんの素晴らしいアレンジによってかっこいいダンスナンバーになりました。さつきさん、本当に感謝です。ポンポンポンポン!ギロッポン!
<前山田健一>
★★★★★★★★
今回は「金八DANCE MUSIC」編曲として参加させて頂きました、さつき が てんこもりです。前山田さんのデモを初めて聞いた時は、お客さんの少ない喫茶店に居たんですが、そのぶっ飛び方にイントロから終始笑ってしまい、居心地がとても悪かったです。そんなコンセプトに負けない様、展開ごとにトラックをコツコツと積んでいきました。2ndアルバムという転機の、このタイミングで改めて「エビ中らしさ」を考え、全力でふざけさせて頂きました。
<さつき が てんこもり>
3. 未確認中学生X(金八ver.)
<作詞・作曲:IMAKISASA 編曲:APAZZI、IMAKISASA>
2nd full Album「金八」リリースおめでとうございます!!「未確認中学生X」はとにかく楽しくて踊りたくなる楽曲を目指して制作しました。最初にサビのメロディーを思いついて、エビ中さんが歌って踊っている姿を想像しながら一気に書き上げました。製作中は本当に楽しかったです。ずっと踊ってました。たくさんの人を笑顔にするエビ中さんに楽曲を提供させて頂くことが出来て光栄です。この楽曲が皆様の心を「ずっきゅん」出来るように願ってます!!
<IMAKISASA>
★★★★★★★★
「金八」発売オメデトウゴザイマス!!! 制作秘話ですが、この曲はIMAKIちゃんから届いたDemoの段階ですでにずっきゅんずっきゅんしてました。笑 エビ中ファミリーの皆さんが音でワクワク楽しんでもらえたらいいなぁという思いでIMAKIちゃんのDemoのイメージと重ねあわせながら、この曲でぼくが表現したい思いを音にしていきました。と同時に、アイディアマン揃いの制作スタッフさんのご意見をしっかり音にして完成させていく行程が毎回めちゃめちゃ楽しいのです。。。! ビートはとにかく聴いたら踊りだしちゃうような高揚感を目指しました。様々なFX音はピッコピコしたわかりやすい音を楽曲用に1から作ってスペーシーなワクワク感を演出しました。 ぼくが大好きなSTGやアーティストのオマージュを、RESPECTを込めてさりげなく散りばめました。---これらは制作秘話の一部ですが、そんなかんじで全身全霊&真剣に音でおふざけできるのも、メンバーそれぞれの個性があってこそですね。ぼくらも楽しみながら音楽を作っていることがファミリーの皆さんに伝わっていたらいいなぁと思っています。ついに金色に輝き出した皆さんの更なるご活躍、楽しみにしてます!!!
<APAZZI>
4. テブラデスキー~青春リバティ~
<作詞・編曲:田村歩美(たむらぱん)>
手ぶら好き手ぶら。世の中便利な道具が増えて、身として軽くはなってきたけれどそれと同じくらい心も軽くなってたいじゃーん!この「じゃーん」って感じで伝えてくれるのがまたエビ中ちゃんたちの魅力だなあと思って歌詞を書き上げました。アレンジも、とにかくわっしょいなイメージなので皆さんで歌って踊って身軽になってー。明日からまた背負えるように。ではー!!リリースおめでとう御座います。
<田村歩美(たむらぱん)>
★★★★★★★★
「テブラデスキー~青春リバティ~」の作曲をさせていただきました。原曲の段階でも相当速かったのですが、田村さんのアレンジにより更にスピード感を増し、スポーツの後の爽快感みたいなものすら感じられる曲になりました。何の脈絡もないパロディが出て来たりしてなかなか節操ない曲になっていますが、無駄なエネルギーが迸っている様子が伝われば幸いかなと思います。
<池住祥平>
5. キングオブ学芸会のテーマ~Nu Skool Teenage Riot~
永遠にモラトリアムするという、物理法則を真っ向から無視しつづける私立恵比寿中学による正しい暴動。刹那的な輝きを増し続け、枠に収まりきらない彼女達の摩訶不思議な群像をイメージして言葉を選ばせて頂きました。自らを、そしてライヴを「学芸会」と自称する前代未聞のコンセプトを改めて冠した楽曲なので、きっとライヴでみなさんと共有することで完成するのでしょう。May the Gakugeeeekai be with you. (eは4つまで)
<仮屋一時>
★★★★★★★★
ある日の会話。(か)「~~~な感じの曲があったら面白いと思うんですよね~。」(哲)「ゲラゲラゲラ~~!それ良いっすね!その方向で作ってみます!」かりそめ先生と僕の打ち合わせはいつもこんな調子で物事が決まっていく。とはいえその後の制作は、EZじゃない、Hard Day & Night、ときどき泣きたくなる訳でして。思い起こせばエビ中の学芸会と関わりの深かった一年でした。(SSA/武道館/幕張のOPV、曲間つなぎ、はてはファミえんの水芸の音楽まで!)その経験を踏まえ、僕なりの学芸会とはなんぞやという事をこの曲の中に詰め込みました。聴き所は色々あるのですが、一つだけ。ある部分で僕が『~~な世界観にしてほしい』と作詞の仮屋一時さんにお願いしたのですが、そこが僕が想定していた以上の破壊力でして。毎度毎度そのパートがくる度にニヤけてしまいます。いやあ、学芸会って本当に素晴らしいですね。
<吉田哲人>
★★★★★★★★
まず、この曲に関わることができてとても嬉しいです!僕は現状のトラックを ”壊す!” という担当でした!笑 激しく、カッコよく、といった要望でしたので、自分の中のロック・ハードコア感をドラムやベースの音色で出せるよう、アレンジさせて頂きました。壊しすぎてしまったかもしれません、、しかし完成の音源を聴いたら、見事に整っていてビックリ!ポップス+清楚さ+ロック・ハードコアが融合され、挑戦的でありながら、耳にのこるメロディ、身体が自然に動きだし、めっちゃくちゃ盛り上がれる楽曲に仕上がっていると思います!今回初めて吉田哲人さん、有木竜郎さんとご一緒させて頂きまして、感謝と共に、ものすごく楽しい制作でした!本当にありがとうございました!
<el poco maro>
★★★★★★★★
今回ピアノやストリングスなど、生楽器系のアレンジを担当しました。素敵な曲でしたのでアイデアはたくさん浮かんできました。一番頑張った箇所は中盤のピアノソロですね。自分で作っておきながら、難しすぎてレコーディング中頭が爆発しそうになったのは良い思い出です。ピアノの音への拘りとして、あえてしょぼい音のピアノを使ってみました。中学校にあるピアノの音ってそこまで良い音しないじゃないですか。乾いた感じというか、手入れがそこまでされてない感じというか。笑細かいですが、こういうところに拘ることで僕なりの学芸会っぽさが出せたんじゃないかと思っています。吉田哲人さん、el poco maroさんとのコラボもとても楽しかったです。それぞれの得意分野がブレンドされた、面白い楽曲に仕上がったなと実感しています。
<有木竜郎>
6. 私立恵比寿中学の日常(Interlude):早弁ラップ
<作詞・作曲・編曲:DJみそしるとMCごはん>
女子中学生は、休み時間に戦います。まずは、入念な身だしなみチェックから。ちいさな唇は、常にもぎたて果実のようなうるおいをキープし、艶やかな黒髪にはアホ毛を一本も許しません。それが一段落すれば、宿題の答えを頼れるガリ勉くんに写させてもらい、雑誌を広げながら友達と新発売のグミとチョコレートを交換します。先生の足音が近づく前に黒板の隅に落書きをし、チャイムが鳴る間際に、運動場に見つけた憧れの先輩のジャージ姿に小躍りします。なんと忙しい。わずか数分の間に山盛りのミッション。一刻を争う乙女たちに、"休む"なんて観念はありません。何の話がしたいんだっけ。そうだ「早弁」だ。わたしが今回作らせて頂いたインタールード曲のテーマです。早弁もまた、休み時間ウォーズのひとつ。タイムリミットがあるからこそ一心不乱にのり弁をかき込むアイドルたちの格好良さ。本気の早弁ラップを、是非たくさんの人に聴いてもらいたいです。
<DJみそしるとMCごはん>
7. バタフライエフェクト
<作詞・作曲・編曲:U-re:x>
「金八」発売!!おめでとうございます~!「バタフライエフェクト」を書かせて頂きました、U-re:x ともうします。宜しくお願いします。僕も「私立恵比寿中学」さんが大好きで、以前から何度も学芸会にもお邪魔させて頂いております!僕なりに感じた、新体制8人の1発目!「エビ中」にとって、ファミリーの皆様にとって、とてもとても大切な時の、あの時のシングル曲として「バタフライエフェクト」を書かせて頂く事になり、正直凄くすごーく緊張しました!メチャメチャ怖かったです~~!!(この気持ち!皆さんわかるでしょ~?!)ただ僕も「エビ中ファン」として、2000000%で挑ませて頂きました!そして、彼女達の頑張りのお陰で作家としましても、とてもとても大切な大切な「曲」が生まれました。有り難うございます。「私立恵比寿中学」、、、エビ中のみんな最高!ずっ~と応援してますよ!!
<U-re:x>
8. ちちんぷい
<作詞:あだるとゆうくん 作曲:ウイ・ビトン 編曲:魔法少女になり隊>
エビ中ファミリーの皆様こんにちは!この度、アルバム金八の収録曲【ちちんぷい】を楽曲提供させて頂いた魔法少女になり隊の開発者あだるとゆうくんと申します。僕はこの曲の作詞とマネージメントをさせて頂きました。この曲の歌詞は僕自身が中学生だったら書きそうな感じをイメージして書いたのであまり考え過ぎたりとか深く書こうとはなるべく考えないようにして書いてみました(笑)なので歌詞だけをみたらなんだこれ?って思う方もいるかもしれませんが僕がライブをみて好きになったエビ中にはこういう曲を歌って貰いたいなーと思ってしまいました。何故なら間違いなくエビ中は日本で一番純粋なライブができるアーティストだと思ったからです!この気持ちにエビ中ファミリーが少しでも共感して頂けたらすごく嬉しいです。
<あだるとゆうくん>
★★★★★★★★
ちちんぷいについて
初めての楽曲提供!ということで、とにかく元気いっぱいハイテンションでおバカになりましょう!!というイメージで作りました。魔法少女になり隊の得意分野です!キャッチーなメロディーにアップテンポでうるせーサウンドにしましたので楽しくはしゃいで頂けると思います。歌も入れ終わり、仕上がった楽曲を聴いたら腹を抱えて笑ってしまうくらいイメージ通りで感動しました。ライブ会場でも、そうでない場所でも皆様がおバカになり、楽しくはしゃげるような楽曲に育ってほしいです。
<ウイ・ビトン>
9. U.B.U.(金八ver.)
<作詞:池田貴史・マネキン先生 作曲・編曲:池田貴史>
このままどんどん人気者になって、俺のことなんて忘れてしまったとしても、U.B.U.な気持ちだけは忘れないでね、つって。
<池田貴史(レキシ)>
★★★★★★★★
最初、永中仮2の中で池ちゃんと曲を作ろうってなって“子守唄とかいーんじゃない”ってなってたんですよ途中まで。そしたら瀬戸ボーイに“Lon de Donって似たコンセプトの曲ありますでに”って言われて“マネキン!知らなかったのかよ!”と池ちゃんに怒らました。そしてコンセプトが“童心”とかに変わりまして、“オンミツ童心”とか色々言ってるウチに天才池田の方から初心(うぶ)というのが出ましてできた曲ですわ。永中仮3は心の中で放送中です。
<マネキン先生>
10. フユコイ
皆様お初にお目にかかります。今回「フユコイ」の作詞・作曲をさせて頂きました田仲と申します。「フユコイ」は冬の切ない恋の物語がテーマです。舞台は学校。恋の相手は・・・皆様のご想像にお任せします。春が近づく時期は、寂しさだったり期待感だったり色々な感情がある不思議な時期ですよね。少し背伸びをして大人っぽく、今までのエビ中さんにありそうでなかった曲を作れたかなと思っております。切ない台詞有り、キュンとするような台詞も有り、この曲がエビ中さん、そしてファンの皆様にとって大切な曲になって頂けたら嬉しい限りです。
<田仲圭太(SCRAMBLES)>
★★★★★★★★
今回初めてエビ中さんに参加させていただくということで、サウンドの方向性をかなり悩みましたが、スクランブルズ田仲圭太の楽曲が持つ爽やかな世界観がメンバーみんなの声や雰囲気と見事にはまり、素晴らしい楽曲になりました。冬の曲ですがしんみりすることなく、切なくもエネルギッシュなサウンドに仕上がっております。是非聞いてみてください、ROCK!
<松隈ケンタ(SCRAMBLES)>
11. PLAYBACK
<作詞・作曲:久保田真悟(Jazzin'park)・栗原暁(Jazzin'park)編曲:久保田真悟(Jazzin'park)>
丁度、この曲の制作のお話を頂いた頃、僕らの中で「良い曲」って一体何なのか、わからなくなっていた時期でした。最初に曲の原形が出来た時には、イメージは浮かんでいるけど悩み続ける、そんな期間が結構長くあったんです。この曲は、僕らの音楽制作人生の中でも、すごく不思議な曲で、散々迷ったあげく、とあるきっかけでぱっと閃いたというか、、一気に出来上がってしまった曲です。その後、この曲を私立恵比寿中学さんに歌って頂いて、最終的に形になった時には、自分達でもそれまで気づいていなかった、この曲の意味を知 る事になりました。そういう意味でも、僕らにとっても、特別な1曲となった気がします。何か歌詞の通り、いろんなものに導かれるようにして出来た楽曲なので、聴いて頂くファンの皆様、そして私立恵比寿中学の彼女達にとって、この曲が、それぞれにとっての「良い曲」となることを願っています。
<久保田真悟(Jazzin'park)>
★★★★★★★★
今回のアルバム中の「PLAYBACK」の作詞・作曲・アレンジをさせていただきました。以前、私立恵比寿中学さんのライブを拝見した際、いわゆるアイドルグループが醸し出す雰囲気とは違う圧倒的なパワーを感じました。今回の楽曲、「PLAYBACK」のテーマは、創造・絶滅・進化・淘汰・再生、という「進化論」です。一般社会や、音楽シーンの中、あるいは私立恵比寿中学さんの中においても当てはめられるかもしれない、大きなテーマかと思います。彼女達なら、テーマもサウンドも壮大なこの曲を、きっと彼女達の解釈で歌いきってくれるだろう、演じきってくれるだろうと思いました。おそらく、今までの私立恵比寿中学さんの楽曲とは違った楽しみ方が出来るものに仕上がってると思うので、是非じっくり聞いていただけたら嬉しいです。
<栗原暁(Jazzin'park)>
12. 幸せの貼り紙はいつも背中に
<作詞・作曲:平野航 編曲:WK1(鈴木慶一+曽我部恵一)>
いつも、本当は今もう十分幸せな筈なのにそれに気付かなかったり、満足しなかったりして不幸せな顔をしてる人が多いので(僕もそうです)その気持ちを詞にしました。エビ中に歌って貰う事で、寂しいけど嬉しくて涙が出る前向きな気持ちの歌にして頂きました。そして、先日ライブを見せてもらいとても感動しました。エビ中だけでなく、観客の皆さんにも。本当に楽しんでて、皆さん自身も主役だなって思い、会場全員で作るライブって初めて見た気がして、本当に感動しましたー。そんな中、僕の曲をその場に居させてくれて感謝です。もし僕の曲で少しでも幸せな気分や嬉しい気分が芽生えて貰えたならそんな嬉しい事はありません。優しい気持ちで歌ってくれたエビ中の皆さんにも感謝です。本当にありがとうございました
<平野航>
★★★★★★★★
「幸せの張り紙はいつも背中に」は2014年の日本語の曲の中でナンバー1だ。この平野航さんの詞曲をアレンジするのは実に楽しい作業だった。一人でなく、曽我部恵一くんと一緒だし。まず、デモを聴き、さらに膨大なデータをいただき、それを整理してスタジオに行き、曾我部くんと生の楽器に置き換えていく。曾我部くんが、打合せ時にキース・ウェストの「Excerpt From A Teenage Opera」を持って来て、こんな感じはどうだろうと。音像はこれで決まり。デモに入ってたストリングスがとても良かったので、音源を変えて音質も変えて使ったりもした。ミックスのほとんどを曾我部くんがやり、最後は歌の聞こえ方のチェックをディレクター氏にお任せする。そんなプロダクションだった。いい曲に巡り会えてとても良かっし、楽しかったし、歌声もなんだか南米のロックを感じる、素晴らしいものだった。
<鈴木慶一>
★★★★★★★★
完成して、実際にエビ中のライブでこの曲が歌われているのを見、感動しました。慶一さんとの作業は最高でした。この稀有な楽曲にたずさわれて良かった。
<曽我部恵一>
13. ハイタテキ!
<作詞:TAKUYA・MEG.ME 作曲:TAKUYA 編曲:TAKUYA・Keisuke Iizuka>
なんとなーくマイクに向かって乙女は孤独で純情よと歌いだしてから最初から用意されていたようにスラスラとハイタテキというワードにまでたどり着いて、あっという間の作曲で、経験上こういう場合の曲がうまくいくパターン多いのですが、案の定レコーディングもバッチリ。未来永劫、歯医者さん行く度に僕の脳内でこの曲が再生されることでしょう。いつかステージで生演奏しに行く日を楽しみにしてます!(東京ドームがいいなぁぁ、、、。)
<TAKUYA>
★★★★★★★★
今回TAKUYA氏から歌詞をまとめてほしいというご依頼を頂きまして、デモの音源とTAKUYA氏の初期歌詞を拝聴した瞬間、「ヤラレタ!!」と衝撃を受けたものです。アヴァンギャルド!!一見意味不明なワードが何とも耳障りよく、そして、まさか歯が痛いがテーマだなんて。思春期のカワイイ「ヘタレさ」、女子特有の自分ルールで話が飛ぶ感じ、行先不明の「勢い」がちりばめられた感じになったかと思います。恋の辛さは”歯痛”のソレであり、恋する乙女は”排他”的でもあり、そんな本音を“吐いた”的な。恋愛ヘタレ女子が歯医者経験を経てちょびっとだけ成長しちゃう、そんな姿が見えたら幸いです。
<MEG.ME>
★★★★★★★★
忘れもしません、この楽曲のデモを頂いた時にTAKUYAさんから来たメールが「歯医者の待ち時間にこんなクラシック流れたら怖いー(´Д` )的なSEがいいな」でした。頂いたデモにはドラム、ベース、ギターが既に入っており「これにクラシック?」と最初は困惑しましたが、これはTAKUYAさんからの挑戦状だと思い、あえて「クラシック」と言うキーワードをステレオタイプに捉え、ノリノリで弦楽器を入れさせて頂きました。その外にも色々な要素が入っているので、楽しんで頂ければと思います。そして何より、耳障りとしてはとてもポップに聞こえる楽曲ですが、メロディやコード進行等が実はとても複雑なのです。解読するのに苦労したのを覚えています。不安定ながらもとても心地いいアンサンブルは、流石、奇才TAKUYA氏とエネルギーに満ち溢れるエビ中の見事な融合により、非常にクオリティの高いポップミュージックになっていると思います!
<Keisuke Iizuka>
14. 大漁恵比寿節
<作詞・作曲・編曲:井手コウジ ホーンアレンジ:田中優至(奇妙礼太郎トラベルスイング楽団)>
エビ中さん、初参加で感激し、最近海外では流行りつつある、三連BEAT のエレクトロなイメージで作っていましたが、ディレクターさんの一言「これをソーラン節にできませんか?」で目が覚めました。 ちょうど和楽器を勉強していた自分とシンクし 「魂、Independent」な曲になりました。そして「金八」というビートルズを越えるであろう大コンセプトアルバムに参加させていただいたことは孫の代まで自慢できます
<井手コウジ>
★★★★★★★★
テナーサックスの田中優至(UJ)と申します。最初に大漁恵比寿節のデモを聞いた時、日本的で、語弊がありますが飛び道具的な曲と思いました。だがしかし!よく聞くとそこにはシャッフルビートのROCKが奥の方にあるではありませんか!例えばローズマリー・バトラーの汚れた英雄、はたまたブロンディのコール・ミー。♪コールミー!ア~ハ~ ユアザロンリライダアイナー…あれ…?この2曲いっつもごっちゃになるんだよなぁ。それはさておき、自分の感じたROCK的発想をふくらませたホーンアレンジをしてみました。RECに参加してくれたトランペット村上基くん、トロンボーン棚瀬祐也くんありがとう!最後になりましたがバタフライエフェクトもいい曲っすね!
<田中優至(奇妙礼太郎トラベルスイング楽団)>
15. 買い物しようと町田へ
<作詞・作曲・編曲:大内正徳 ホーンアレンジ:鬼頭哲(渋さ知らズ、KITO,Akira Brass Band ! )>
この曲は元々「ラテン歌謡曲を」という募集があり、その後スタッフさんからの要望でアレンジに手を加え、夏には形になっていた曲です。それが何故かアルバム締め切りギリギリまで放置され(笑)最後は怒涛の数日間でした。渋さ知らズ鬼頭さんをはじめメンバーの方々には、普段しないようなふざけた演奏を色々お願いしましたが、嫌な顔一つせず長時間に渡りレコーディングにお付き合いして下さいました。ありがとうございました。ちなみに時々顔を出す「勝手に」や間奏のセリフはディレクターさんのアイデアで「勝手に」入れられました(笑)
また、「金八」には収録されていませんが「できるかな?」(注:松野莉奈のソロ曲)についてお話させて頂けたらと思います。あの曲はそもそも「中人」が「いい湯かな?」だったので、次のアルバムでどうでしょうか?と早々に作ってディレクターさんにお送りさせて頂いた曲です。ですので松野さんのソロで、というお話を頂いた時に、彼女一人では重荷にならないかちょっと心配でした。歌詞がアイドルが歌う内容にしては重いので、松野さんファンの中には辛く、よく思わない方がおられるのではないか、と思ったのです。横浜での初披露の時にはちょっと間違えてしましましたが、最後まで立派に歌いきりました。以前の彼女なら途中で泣きだしていたかもしれません。神戸では完璧でした。松野さんはソロでモデルや女優のお仕事もされています。同じように彼女は「できるかな?」の歌詞の中に出てくる架空の女性を演じて歌っているにすぎず、彼女自身の人生や価値観を歌にしたものではありません。同様に「女性の幸せは結婚」という歌でもありません。あくまで歌の中でのフィクションです。ああいう難しい曲をあえて彼女のソロ曲に選んだのは、それだけスタッフの方々が彼女の成長を確信しているからだと思います。色々なご意見があって当然だと思いますが、メンバーのソロ活動も本格化してきていますので、「永遠に中学生」であっても、確実に成長している、またしなければならない彼女たちを、今後も暖かく見守って頂けたらと願って止みません。
<大内正徳>
★★★★★★★★
ホーンセクションって時として「景気良く派手に曲をメチャクチャにする」みたいな役割りがございまして…今回のアレンジのリクエストが、まさにそれ!最初、「アイドルの曲なのに大丈夫なの?」と思ったけど。歌の入った音源を聴いて、そのパワーに「なんだ!もっとやっても良かったのか!」ぐらいに思いました。う〜ん、エビ中恐るべし!今回のホーンセクションは普段「渋さ知らズ」って景気良く派手にメチャクチャやってるバンドからの選抜メンバーです。「なんだこりゃ?」ってちょっと興味を持っていただけましたら、是非是非ライブなどに足を運んでいただきたいと思う次第でございます。
<鬼頭哲(渋さ知らズ / KITO,Akira BrassBand!)>
16. 私立恵比寿中学の日常(Epilogue):蛍の光(Demo)
<作詞・作曲・編曲:尾崎世界観>
自分がやっているバンドが武道館でライブをした前日に、エビ中も武道館でライブをしていて、そのライブでメンバーが転校したというのを思い出した時に、ファンの人達のサイリウムが蛍の光に見える、蛍の光と言えば閉店の時に流れる音楽だから、卒業式でメンバーが合唱するイメージで曲を作りました。レコーディングは、ギターの弾き語りで一発録りでした。ギターを弾いている自分の目の前で、8人の声が重なったり少しズレたりしながら歌に なっていく瞬間が凄すぎて、まともに前を見れずにギターを弾く手元を見てるフリをして誤魔化しました。今頃になってちゃんと見ておけばよかったなと後悔しています。緊張感のある良い空気が入っていると思います。お好きなように、空気は読まずに、空気を聴いてください。
<尾崎世界観>